[As Seen On Jetro] 割りばしのアップサイクルに取り組むカナダ企業ChopValueが東京都に日本法人を設立
2 days ago
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ChopValueは、未活用資源から、商業向けにデザインされた地球にやさしい家具をつくっている
ChopValue Manufacturing Ltd.は、使用済み割りばしのアップサイクルに取り組む循環型製造企業として2016年カナダ・バンクーバーで設立。現在までに、9カ国に事業を拡大している。大量の割りばしが使われている日本でビジネスを展開するため、2024年7月東京都に日本法人ChopValue Manufacturing Japan株式会社を設立した。
同社は、レストラン、ショッピングセンター、空港や他のビジネスから使用済みの割りばしを回収し、地域のマイクロファクトリーで、高温と蒸気と圧力によって処理し、高性能な商用グレードの家具や建材に変える。ゴミとして燃やされるはずだった割りばしを都市資源として回収し、品質やデザインに妥協することなく、木材に代わるソリューションを提供することで、二酸化炭素排出量削減を目指す。
地域密着型ビジネスのコンセプトに基づき、同社のマイクロファクトリー周辺から使用済み割りばしを回収し、それらを素材として製造した製品を同一地域内で使ってもらうことで環境負荷を最小限に抑え、サーキュラーエコノミーを実現するビジネスモデルを構築している。
日本法人はすでに神奈川県川崎市内に工場用地を確保しており、2025年春の本格稼働を目指している。また、複数の日本企業との協業連携に向けて協議を継続している。
日本法人の設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、登記・ビザのコンサルテーション、地方自治体との面談アレンジ、テンポラリーオフィスの提供、ビジネスマッチング機会の提供等の支援を行った。